僕は、メルカリで100回以上出品して取引をしています。お互いに気持ちよく取引ができるように、自己責任によるトラブルが発生しないように気をつけてきました。
今回は、トラブル回避のために気をつけていること、気をつけていても発生するトラブルについて体験したことを紹介していきたいと思います。
メルカリを利用するときに、どんなトラブルが発生するのか、何を気をつけたらいいのかを知っておけば、トラブルに素早く対応できたり、トラブルを回避できるので、メルカリが快適に利用できるようになります。
この記事の目次
トラブル回避のために気をつけていること
自分の不注意や失敗で、購入者やメルカリに迷惑をかけないように気をつけていることを紹介します。
メルカリ便で発送する
トラブル防止のために、発送する際はメルカリ便を使うのがおすすめです。匿名で配送でき、補償や追跡サービスもあるので安心して利用できます。
着払いで発送すると「相手が受け取りを拒否して送料を余分に払う」「悪い評価をつけられる」などトラブルの原因になり、お互いに気持ちの良い取引ができないのでおすすめしません。
商品の紛失や不備に気をつける
出品して商品が購入された時に、商品が紛失していたり不備があれば、キャンセルしなければいけません。自己都合でキャンセルすると、購入者に迷惑がかかるため利用制限の対象になります。
商品の紛失や不備を発生させない対策
・商品を密閉されたケースに入れる
商品の破損や、ほこりや虫などから商品を守るためにも、密閉されたケースなどに入れれば安全です。
・商品をOPP袋に入れる
ほこりや虫などから商品を守るためにも、先にOPP袋に商品を入れましょう。梱包前にOPP袋を軽く拭いて、商品の状態の確認を忘れないでください。
発送先を間違えない
出品している商品の数が多いと、一日に複数の商品が売れることがあります。複数の人と同時に取引すると、発送するときに発送先を間違える原因になります。発送先を間違えると、購入者に迷惑がかかるので絶対に間違えないようにしましょう。
発送先を間違えると、複数の人に迷惑をかけることになります。購入者に着払いで返品をお願いしたり、正しい発送先にメルカリ便以外の発送方法で送る(再発送にメルカリ便は使えません)などの対応をしなければいけません。
「メルカリの利用制限の対象になる」「悪い評価を受ける可能性がある」「必要のなかった送料を払う」など悪いことばかりです。発送先の間違いには十分注意してください。
発送先を間違えない対策方法
・似ている商品は出品をしない
同じような商品を出品すると、同時に売れた時に発送先を間違いやすくなります。
・売れやすい値段に設定しない
売れやすい値段で出品すると同時に売れる商品が多くなり、同時に取引する人が多くなるため、発送先を間違いやすくなります。
・商品は売れてから梱包する
商品が売れる前に梱包すると、中身が分からなくなったり、間違える原因になるので、梱包するのは商品が売れて発送するときに行いましょう。
・発送する場所に複数の商品を持っていかない
発送する場所に複数の商品を持っていくと、貼り間違えで発送先が入れ替わってしまう原因になります。
発送したら発送通知を押す
発送したら発送通知を必ず押しましょう。発送したのに発送通知を忘れてしまうと、購入者が受け取り評価ができなくて困ったり、取引がキャンセルされることがあります。
発送通知を忘れていることに気づいたら、すぐに発送通知を押しましょう。発送から何日も経っている場合は、購入者に謝罪のメッセージを送るのも忘れないでください。
自分で設定した発送までの日数が過ぎた時に、購入者はキャンセル申請ができるようになります。キャンセル申請が届いてから24時間以内に「同意しない」を選択しないままでいると、商品を送ったとしてもキャンセルが完了してしまい、売上金がもらえなくなります。
発送通知を忘れない対策方法
・「やることリスト」をこまめに確認する
やることリストに発送していない商品がないことをこまめに確認しましょう。
・メルカリの通知をONにする
メルカリの通知をONにしないとキャンセル申請が来ていることに気づけません。メルカリで出品、取引をしているときは通知をONにしましょう。
通知がONでもスマホの電源を切っていると通知が表示されません。スマホの電源を切ったら、メルカリアプリを確認するようにしましょう。
発送前に発送通知を押さない
発送前に誤って発送通知を押すと、メルカリ便が利用できなくなります。購入者に連絡と謝罪をして、名前と住所を聞いてメルカリ便以外の配送方法で発送するか、匿名希望などの理由で取引キャンセルすることになります。
別の配送方法で発送する際は、メルカリ便を利用しないことをメルカリ事務局に連絡しないと、メルカリ便利用で引かれる送料が戻ってきません。
発送期限までに発送する
発送期限は出品の際に、自分で設定した「発送までの日数」で決まります。設定できる日数は「1〜2日で発送」「2〜3日で発送」「4〜7日で発送」の3つから選択することができます。
発送期限までに発送しないのは迷惑行為なので、利用制限の対象になります。余裕を持った日数の設定をおすすめします。
僕は「2〜3日で発送」に設定していますが、購入された当日に発送することもあります。予定よりも早く発送してトラブルになったことはありません。
「4〜7日で発送」に設定する場合は、早く発送する可能性があることを商品の説明に記載したり、取引メッセージで発送予定日を伝えておくと、トラブルになりにくくなります。
発送期限までに発送する対策
・余裕を持った「発送までの日数」に設定する
発送までの日数が短く設定すると売れやすくなりますが、長めに設定しておいた方が安心できます。
発送する場所が混んでいたり、機械の故障なども考えられます。もしものことを考えて、発送までの日数は長めに設定するのがおすすめです。
・発送ができない可能性があれば出品を停止する
何らかの理由で発送期限までに発送できないと思ったら、出品を停止しておきましょう。
マイページの「出品した商品」の右上にある「編集」ボタンを押して、全ての商品を非公開にすれば購入されなくなります。
・梱包するための梱包材があることを確認する
梱包材がなければ、発送が出来ません。梱包材の有無を確認してから出品しましょう。
梱包材が足りないことに気づいたら、商品が売れる前に出品を停止するか、発送期限までに用意しましょう。
赤字になる価格設定にしない
メルカリ便を利用して販売価格を設定するときに、商品の金額よりも送料の金額のが高くなる設定にしてしまうと、メルカリが送料を負担するため、繰り返すと利用制限の対象になります。
例えば、出品している商品が「500円」なのに、送料「700円」のゆうパックを利用するなどの場合です。出品者の売上金は0円で送料の不足分はメルカリが負担します。
価格設定のミス、サイズオーバーで予定よりも送料が高くなるなどの理由で、赤字になる可能性があるので気をつけてください。
赤字価格に設定しないための対策
・販売価格を設定、変更するときは価格を確認して行う
商品を値下げするときは桁数を間違えやすいので気をつけましょう。
メルカリで売れやすくなる値段に自動で値下げする「まとめて値下げ」の機能を使う時は、赤字にならないか確認して使いましょう。誤操作でまとめて値下げしてしまった場合は、売れないようにすぐに全ての商品を非公開にしましょう。
・予定している配送方法で送れるか確認してから出品する
出品をする時は、サイズを確認したり梱包できるかを確認して、予定通りの配送方法で送れることを確認しましょう。
気をつけていても発生するトラブル
どれだけ気をつけていても、何度も取引をしていれば何かトラブルは発生するものと思ってください。100回以上出品取引して、実際に体験したトラブルを紹介します。
発送手続きをしているときに体験したトラブル
商品の発送手続きをしているときに体験したトラブルを紹介します。
コンビニで袋に伝票を入れるのに時間がかかる
らくらくメルカリ便を利用する際、ファミリーマートを利用しました。ファミリーマートでは、大きめの伝票と伝票を入れる袋を使ってます。
伝票と伝票袋がぴったりサイズのため伝票が入れにくいことがあり、伝票を入れるのに数分かかりました。僕の近くのコンビニでは改善されましたが、コンビニによっては入れにくい伝票袋を使っているかもしれません。
伝票袋の裏がシールになっています。伝票を袋に入れてからシールを商品に貼ると入れやすいです。
ゆうプリタッチの送り状ラベルが曲がって印刷される
郵便局でゆうプリタッチを利用したときに、発行した送り状ラベルが曲がって印刷されてしまい、文字が重なって読めない送り状ラベルが出てきました。
最後まで印刷が完了してしまったためなのか、同じ二次元コードを使って発行することができませんでした。
窓口の人にラベルのことを伝えて、商品とラベルを渡して認証番号を伝えたら、いつもより時間がかかったものの商品は無事に送れました。
認証番号は、二次元コードを発行した取引画面の下の方で、4桁の認証番号を確認できます。
ゆうプリタッチの印刷中に送り状ラベルが止まる
郵便局でゆうプリタッチを利用したときに、印刷されている途中でエラーメッセージが無いまま止まりました。
窓口の人に伝えて、紙詰まりを直してもらいました。最後まで印刷されていなかったためなのか、同じ二次元コードを使って送り状ラベルの再発行ができました。そのまま商品は無事に送れました。
購入者との取引で体験したトラブル
購入者との取引で体験したトラブルを紹介します。
コンビニ払いで支払いをしてもらえない
購入者がコンビニ払いを選択して、連絡のないまま支払いをせずに自動的にキャンセルになることがありました。
売れるのに時間がかかり、売れていたはずの商品が売れなくなる可能性があります。
受け取り評価をしてもらえない
商品を発送してから、連絡のないまま受け取り評価がされないことがありました。
発送通知してから一定期間経過しても受け取り評価がされない場合には、事務局が購入者に通知をして、購入者の対応がなければ事務局が取引を成立させます。
購入者の都合でキャンセルになった
間違って購入者したという理由で、キャンセルしたいという連絡がきました。
キャンセルは断ることもできますが、評価を下げられることを考えてしまい、キャンセルに応じてしまいます。
メッセージが一度も送られてこない
商品購入後、メッセージを一度も送らない人が多く感じます。最初は取引するのが不安でしたが、全て無事に商品が届いています。
迷惑行為というわけではないですが、挨拶がないと取引が不安になります。
メルカリシステムのトラブル
ゆうゆうメルカリ便の発送で、購入者がコンビニ受け取りを設定していたときに、「コンビニが閉店または休業」というエラーメッセージが発生し、二次元コードが発行できないことがありました。
一時的なメルカリのシステムトラブルだったようで、メルカリアプリをアップデートしたら、エラーが治って二次元コードが発行できました。
メルカリを利用していく上で、システムトラブルが起こる可能性はゼロではないと思います。無駄足にならないように、自宅で二次元コードを発行してから発送するようになりました。
まとめ
トラブル回避のために気をつけていること、気をつけていても発生するトラブルについて体験したことを紹介してきました。
自己都合でのトラブルは、相手に迷惑をかけて、利用制限の対象になるのでトラブルを起こさないように注意してください。
どれだけ自分が注意していても、メルカリを長く利用していればトラブルは起きると思います。トラブルが発生して困ったときは、メルカリ事務局に問い合わせをしたり、メルカリユーザーが質問に答えてくれる「メルカリボックス」を利用しましょう。