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メルカリ出品者が【PayPayフリマ】で出品! どっちが売れる?

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こんにちは! ダイヤ◆です

PayPayのフリマアプリが、iOS版では2019年10月7日から、Android版では2019年10月28日から配信されました

メルカリで出品経験のある僕も、気になったのでPayPayフリマで出品者として利用してみました

基本的には、出品から発送までメルカリでメルカリ便を利用しているときと同じような感覚で利用できました

 

始まったばかりのサービスなので、

「メルカリよりも使いにくいところが多く感じる」

というのが正直な感想です

 

しかし、使いにくさを我慢できるほどのメリットが、

「メルカリよりもPayPayフリマで出品した方が販売利益が大きくなるときがある」

というところです

 

今回は、PayPayフリマで出品するときのメリット・デメリットや注意点、「メルカリとPayPayフリマのどちらで出品した方がいいのか」について紹介していきます

 

「メルカリ」と「PayPayフリマ」のどちらでも、同じ商品を他社のサービスと二重に出品することは禁止されています

商品ごとに出品するのは片方のみにして、禁止行為をしないようにしましょう

 

こんな人に読んでほしい

・メルカリで出品したことがある

・これからPayPayフリマを出品者として利用したい

・メルカリとPayPayフリマどちらも利用していきたい

 

PayPayフリマで出品するメリット

まずは、PayPayアプリを使うメリットを知るところから始めましょう

PayPayフリマで出品するメリットを紹介していきます

 

PayPayフリマのメリット
  1. 期間限定で送料無料キャンペーンが開催される
  2. オリジナル梱包資材がメルカリよりも安い
  3. 支払い待ちの状態にならない
  4. 値引き交渉への返信不要
  5. 購入者の評価が不要

 

①期間限定で送料無料キャンペーンが開催される

出品者にとって一番の魅力が、この「送料無料キャンペーン」です

PayPayフリマが出品者の送料を全額負担してくれるので、送料0円で商品を送ることができます

2019年10月7日〜2019年11月30日(途中終了の可能性あり)の期間限定で開催されているキャンペーンです

キャンペーン期間中に、ゆうパックや宅急便など、送料の高い商品の出品がオススメです

 

キャンペーンが終了した時の、PayPayフリマの送料とメルカリ(メルカリ便)の違いは、下記のようになります

メルカリ PayPay
ゆうパケット 175円
ゆうパケットプラス 375円 ×
ゆうパック
[60]
700円 600円
ゆうパック
[80]
800円 700円
ゆうパック
[100]
1000円 900円
ゆうパック
[120]
× 1000円
ゆうパック
[140]
× 1200円
ゆうパック
[160]
× 1500円
ゆうパック
[170]
× 1700円
ネコポス 195円
宅急便コンパクト 380円
宅急便
[60]
700円 600円
宅急便
[80]
800円 700円
宅急便
[100]
1000円 900円
宅急便
[120]
1100円 1000円
宅急便
[140]
1300円 1200円
宅急便
[160]
1600円 1500円

 

メルカリとの送料の違い
  1. 「ゆうパケット」「ネコポス」「宅急便コンパクト」はメルカリ便と同じ料金
  2. 「ゆうパック」「宅急便」は、どのサイズもメルカリ便で発送するよりも100円安く発送できる
  3. 「ゆうパック」で120サイズ〜170サイズなどの少し大きいサイズの発送が可能

 

②オリジナル梱包資材がメルカリより少し安い

PayPayフリマのオリジナルとは少し違いますが、「ヤフオク!」のロゴの入ったオリジナルの梱包資材がYahoo!ショッピングLOHACOなどのインターネットショッピングで購入できます

メルカリストアで販売している「メルカリ」のロゴの入ったオリジナル梱包資材よりも、少しだけ安く購入することができます

メルカリの梱包資材を使用しても発送することはできますが、購入者の混乱を避けるためにも、それぞれのアプリで使用する梱包資材は分けたほうがいいです

 

 

③支払い待ちの状態にならない

PayPayフリマでは、支払い方法が「PayPay」と「クレジットカード」の2種類のみです

メルカリの場合は、購入者が「コンビニ/ATM払い」を選択して購入すると、支払い待ちの状態になります

支払いがされないまま、自動的にキャンセルされることもあるので、キャンペーン期間中に売れてたはずのものが売れなくなるということがありました

PayPayフリマの場合は、キャンセルになってがっかりすることがなくなります

 

④値引き交渉への返信不要

PayPayフリマでは、メッセージでの値引き交渉が禁止されています

値引き交渉は「価格の相談」という機能を利用して行われます

購入者から送られてくる相談価格に納得したら「同意する」をタップするだけで、値引き交渉が完了します

相談価格に納得できないときは、「同意する」をタップせずにいると、24時間後に自動的に値引き交渉が断れます

メルカリと違って、メッセージのやりとりが必要ないため、「断るのが心苦しい」「断るのが面倒くさい」という人でも気持ちよく利用できます

 

出品して感じたことは、

「20%引きの価格の相談が多い」

「同じ人から価格の相談が何度も来る」

「価格の相談に応じても購入されない」

など、ちょっとした不満点はあります

 

価格の相談で提示できる金額が「最大で20%引き」の金額なので、最大まで値下げして購入しようとする人が多いです

出品者で価格の相談に不満を感じている人は、通知設定から「価格の相談」の通知をオフにしておけば、通知を見て価格の相談にイライラすることが減ります

 

⑤購入者の評価が不要

PayPayフリマでは、出品者のみを評価するシステムで、購入者の評価は必要ありません

購入者が出品者を評価すると、取引が終了して売上金が入ります

 

PayPayフリマで出品するデメリット

PayPayフリマで出品するデメリットを紹介します

メルカリを利用したときの経験があると、PayPayフリマを使ったときに少し戸惑うところがあるので、事前にPayPayフリマの悪いところを知っておきましょう

 

PayPayフリマのデメリット

・使いにくい

・売れにくい

 

メルカリを利用していると、どうしても感じてしまうのが「使いにくい」「売れにくい」という大きな不満です

具体的に、どこが使いにくいのか、どうして売れにくいのかを紹介していきます

 

PayPayフリマの使いにくいところ

PayPayフリマの使いにくいところを紹介します

使いにくさに関しては、今後のアップデートで改善されていくと思います

 

使いにくいところ
  1. 始まったばかりで不具合がある
  2. 商品説明のテンプレートがない
  3. カテゴリーを自分で選ぶ必要がある
  4. バッジによる通知が表示されない
  5. 購入後すぐに発送できない
  6. 品名がそのまま表示される
  7. 売上金がPayPayに自動チャージされない

 

①始まったばかりで不具合がある

始まったばかりのサービスなので、不具合が発生しやすいです

取引が終了しても、やることリストが自動的に消えない不具合があります

 

②商品説明のテンプレートがない

メルカリでは、あらかじめ設定した商品の説明を入力する機能がありました

PayPayフリマではテンプレートがないため、商品の説明を入力するのに時間がかかります

 

③カテゴリーを自分で選ぶ必要がある

メルカリでは、文字を入力してカテゴリーを検索する機能がありました

PayPayフリマでは検索機能がないため、細かいカテゴリーまで自分で探して選択する必要があって時間がかかります

 

④バッジによる通知が表示されない

メルカリでは、発送手続きなどのやることリストがあると、アプリのアイコンの右上に数字が表示されます

PayPayフリマではアプリのアイコンに数字の表示がされないため、アプリを開かないと発送手続きが必要なのか分からないです

商品を出品をしている場合は、発送手続きが遅れないように注意が必要です

 

⑤購入後すぐに発送ができない

PayPayフリマでは、購入されてから約4時間経過しないと、配送コードの発行ができません

無駄足にならないように、自宅で配送コードが発行できるか確認しておきましょう

 

⑥品名がそのまま表示される

メルカリではゆうゆうメルカリ便で発送する際に、配送コードの品名を変える必要がありませんでしたが、PayPayフリマでは必要に応じて、品名を変える必要があります

 

アニメのCDを郵便局で発送する場合、下記のようになります

「メルカリ」

カテゴリー「本・音楽・ゲーム > CD > アニメ」で出品

配送コードを発行する際に表示されている品名「アニメ」

送り状に記載される品名「本・音楽・ゲーム > CD > アニメ」

「PayPayフリマ」

カテゴリー「CD、音楽ソフト、チケット > アニメ、ゲーム > アニメソング」で出品

配送コードを発行する際に表示されている品名「アニメソング」

送り状に記載される品名「アニメソング」

メルカリでは(品名を変更しなかった場合に限り)、配送コードを発行する際の品名と、実際に発行される品名が異なります

商品の詳しいカテゴリーまで全てが、送り状に記載されるので、発送する商品が分かりやすいです

 

PayPayフリマでは、配送コードを発行する際の品名と、実際に発行される品名は同じです

カテゴリーの最後の部分のみが表示されるので、品名を変更しないと発送する商品が分かりにくくなります

トラブルを避けるためにも、配送コードを発行する際には、分かりやすい品名に変更する必要があります

 

⑦売上金がPayPayに自動チャージされない

メルカリでは、売上金がメルペイ残高に自動的にチャージされます

PayPayフリマは、売上金をPayPayに手動でチャージする必要があります

売上金には有効期限があるので注意してください

銀行の受取口座を登録しておけば、万が一売上金の有効期限が切れた場合でも、手数料が少し引かれるだけで、受取口座に売上金の振込が行われるので安心です

 

PayPayフリマで売れにくい理由

PayPayフリマの売れにくい理由を紹介します

「売れにくい=人に見てもらえない」ということなので、なぜ人に見てもらえないのかという理由でもあります

 

売れにくい理由
  1. 利用者が少ない
  2. 出品できる数に制限がある
  3. 商品の説明の内容が検索対象になっていない
  4. 値下げしても検索上位に表示されない

 

①利用者が少ない

売りにくい一番の理由は、利用者が少ないからだと思います

始まったばかりのサービスで、メルカリよりも知名度が低いです

メルカリのが使いやすかったり、購入者のメリットが少ないため利用者が少ないです

 

②出品できる数に制限がある

メルカリでは出品できる数に制限はありません

PayPayフリマでは、同時に出品できる数が100件までです

 

③商品の説明の内容が検索対象じゃない

商品を検索するときに表示される検索結果が、出品するときに入力した「商品名」と「商品の詳細(カテゴリー、ブランドなど)」を含んだものだけが表示されます

メルカリのように「商品の説明の内容も検索対象」とならないので、商品名は分かりやすく記載しましょう

 

④値下げしても検索上位に表示されない

メルカリでは、一定金額の値下げをすると新着表示されるため、値下げ直後は検索するときに一番最初に表示されます

PayPayフリマでは、値下げしても新着表示されることがないため、一度出品すると時間が経つにつれて検索下位に表示されるようになります

 

新着表示の上位に表示されるには、「再出品」という方法があります

再出品は、一度出品した商品を削除して、同じ内容で新しく出品する方法です

僕は再出品するのが面倒なため、値下げをして「価格の安い順」で検索した人から購入されることを期待しています

 

PayPayフリマを利用するときの注意点

PayPayフリマを利用する時に注意してほしいことを紹介します

 

PayPayフリマの注意点
  1. 「Yahoo! JAPAN ID」が取引した人に公開される
  2. ゆうパケットが補償に対応していない

 

①「Yahoo! JAPAN ID」が取引した人に公開される

PayPayフリマは、Yahoo! JAPAN IDと連携することで利用できます

取引をしなければ、Yahoo! JAPAN IDが誰かに知られる心配はありませんが、取引をした相手はYahoo! JAPAN IDを知ることができます

Yahoo!かんたん決済の「支払い一覧」「受け取り一覧」を見ると、取引相手のYahoo! JAPAN IDが確認できます

Yahoo! JAPAN IDが本名の場合、取引相手に悪用される危険性があります

匿名配送だからといって安心できなくなるので、Yahoo! JAPAN IDが本名の場合は、別のYahoo! JAPAN IDを利用することをオススメします

 

②ゆうパケットが補償に対応していない

メルカリのメルカリ便は、商品の紛失や破損があったときに補償があります

補償があると、購入者に返金+出品者に売上金が入るので、もしものときでも、お互いに納得して取引が終わります

 

PayPayフリマの場合、補償の金額に上限があったり、ゆうパケットに関しては補償がないなど、補償に関する対応がメルカリほど優れていません

特に、ゆうパケットで発送するときは補償がないため、出品者責任で返金対応になる可能性がありますj

紛失や破損が原因で、購入者と出品者がお互いに嫌な思いをしないためにも、壊れ物や販売価格の高い商品は、ゆうパックなどの補償のある配送方法で発送しましょう

 

まとめ

PayPayフリマで出品するときのメリット・デメリットや注意点について紹介してきました

最後に今回伝えたかったことをまとめて、メルカリとPayPayフリマのどちらで出品した方がいいのかを紹介します

PayPayフリマ まとめ
  1. PayPayフリマは使いにくくて売れにくい
  2. 送料無料キャンペーン中に売れれば、メルカリで出品するよりも販売利益が大きくなる
  3. PayPayフリマと連携している「Yahoo! JAPAN ID」を本名で利用するのは危険!
  4. ゆうパケットは補償がないから、壊れ物や販売価格の高い商品の発送には利用しない!

 

メルカリとPayPayフリマのどちらで出品するべきか

基本的には、補償があって安心で売れやすいメルカリでの出品をオススメします

メルカリは利用者が多いため、出品価格が高くても購入する人がいたり、知名度の低い商品を購入する人など、たくさんの人がいるので、適切な価格設定なら大体売れます

 

送料無料キャンペーンなど、PayPayフリマで出品した方がお得になる期間は、PayPayフリマでの出品がオススメです

今後のキャンペーンの内容やアプリの改善、利用者の増加によって、PayPayフリマでも売れやすくなっていくかもしれません

 

キャンペーン中にPayPayフリマで出品するのにオススメな商品は、

・メルカリで1000円くらいで出品しようとしている商品(クーポン配布期間中)

・「ゆうパック」などの送料の高い配送方法で発送する商品(送料無料キャンペーン中)

です

 

PayPayフリマでは、初めて利用する人に向けて、1000円以上で使える「500円引きクーポン」が1枚配布されています

一度だけ使えるクーポンで購入したくなる商品なら、800円よりも1000円で販売したほうが購入されやすくなりそうです

 

送料無料キャンペーンのおかげで、「300円なら売れそうだけど、サイズが大きくて、ゆうパックなどでしか発送できないため、売れても利益がマイナスだった商品」を売ることができます

捨てるしかないと思っていた商品がお金に変わるのは嬉しいので、ぜひ送料無料キャンペーン中に売りたいですね

 

出品まとめ
  1. 基本的には、売れやすくて補償があって安心なメルカリを利用する
  2. PayPayフリマは、キャンペーンでお得になる期間に利用する
  3. 今後のPayPayフリマの改善と利用者増加に期待!

 

 

 

 

おわりです

少しでも、フリマアプリ活用の参考になっていれば嬉しいです

最後までご覧いただきありがとうございます◆