こんにちは! ダイヤ◆です
先日の2025年6月14日(土)に、
「令和7年度第1回 日本語検定2級」を受検してきました
そして、日本語検定の公式サイトで合否結果が掲載されたのですぐに確認しました
結果は、日本語検定2級認定(合格)となりました!

やはり、一発合格できると嬉しいものです
ということで、日本語検定2級を初受検した感想や反省点などを書いていこうと思います!
この記事の目次
「令和7年度 第1回」から認定基準が変更された!

僕が日本語検定2級を受験しようと思ったタイミングで、日本語検定の認定基準に変更がありました
日本語検定の認定基準の変更について、令和7(2025)年第1回日本語検定から下記の変更点を適用いたします。
1.2級・準2級認定基準の変更
・2級認定基準(総合得点率)を「75%程度以上」から「70%程度以上」に変更
・準2級認定基準(総合得点率)を「65%程度以上」から「60%程度以上」に変更2級・準2級は「社会で求められる優れた日本語力」を測定していますが、社会の変化に伴い、求められる日本語力も変化しております。その変化に応じるため、日本語検定が出題する問題も新しい内容や形式を取り入れており、問題の難易度も変化しております。つきましては、問題の難易度の変化に対応した認定基準に変更することといたしました。
2.認定基準「領域別得点率」の撤廃
・「すべての領域別得点率が 50%以上」の基準を全級撤廃し、総合得点率のみを認定基準とする
日本語検定2級の認定基準が、総合得点率「75%程度以上」から「70%程度以上」に緩和されたり、領域別得点率を気にしなくてもよくなりました!
あくまで、「問題の難易度の変化に対応した認定基準の変更」ということなので、油断せず勉強に手を抜かないようにやるべきことはやっておこうと思いました
日本語検定2級の勉強時間

僕が日本語検定2級の勉強をした時間は、約90時間です
5月上旬から始めて、約40日かけて勉強をしました
日本語検定2級を受検する少し前に、日本語検定3級と漢字検定準1級に合格していたので、特に苦戦することなく勉強を続けることができました
日本語検定2級の勉強方法
公式で販売されている日本語検定2級の問題集や参考書をほぼ全部使って、勉強をしていきました
勉強に使用した問題集・参考書
- 日本語検定公式過去問題集 2級(令和7年度版 〜 平成23年度版)計15冊
- 日本語検定公式練習問題集 3訂版 2級
- 日本語検定必修単語集 2級
- 日本語検定公式テキスト・例題集 「日本語」上級 増補改訂版
- 日本語検定公式「難読漢字」問題集1級2級
- 日本語検定公式領域別問題集改訂版 敬語
- 日本語検定公式練習問題集 改訂版 2級
- 日本語検定公式領域別問題集 敬語
- 日本語検定公式領域別問題集 文法
- 日本語検定公式領域別問題集 語彙・言葉の意味
- 日本語検定公式領域別問題集 漢字・表記
特に「日本語検定公式過去問題集」と「日本語検定必修単語集 2級
」をやったおかげで合格できたと思っています
「公式過去問題集」は15年分を全部やった!
過去問をやっておけば「問題の解き方が分かる」「問題を解くスピードが上がる」というのを、日本語検定3級を受検したときに感じました
なので、公式で販売されている過去問題集「令和7年度版 〜 平成23年度版」の15年分を全部やりました!

古い過去問題集は紙の書籍で販売されていなかったので、電子書籍を使って勉強しました
1冊に過去問が2回分ずつ収録されているので、全部で30回分やりました
1日に1回分を目安にコツコツとやるようにして、正解率もメモしていきました
過去問 正解率メモ
- 令和5年度 第1回 67.7%
- 令和5年度 第2回 74.5%
- 令和4年度 第1回 68.3%
- 令和4年度 第2回 69.3%
- 令和3年度 第1回 77.6%
- 令和3年度 第2回 79.8%
- 令和2年度 第2回 64.1%
- 過去問題ベストセレクション 75.5%
- 2019年度 第1回 75.0%
- 2019年度 第2回 74.5%
- 平成30年度 第1回 81.6%
- 平成30年度 第2回 83.0%
- 平成29年度 第1回 84.5%
- 平成29年度 第2回 75.2%
- 平成28年度 第1回 76.4%
- 平成28年度 第2回 78.5%
- 平成27年度 第1回 77.4%
- 平成27年度 第2回 84.0%
- 平成26年度 第1回 74.5%
- 平成26年度 第2回 76.7%
- 平成25年度 第1回 86.1%
- 平成25年度 第2回 87.6%
- 平成24年度 第1回 81.9%
- 平成24年度 第2回 86.2%
- 平成23年度 第1回 82.9%
- 平成23年度 第2回 88.8%
- 平成22年度 第1回 87.9%
- 平成22年度 第2回 82.4%
- 令和6年度 第1回 86.3%
- 令和6年度 第2回 82.4%
勉強を始めた頃は、日本語検定2級の合格基準の「70%以上」に届かなかったことが多かったですが、少しずつ高い正解率を取れるようになっていきました
最後にやった、最新の過去問題集では80%以上が取れるようになっていたので、合格できる自信になりました
過去問は何周もすることはせず、1回ずつ解いて、解説をしっかりと読んで理解するように心がかけました
15年分の過去問をやって特によかったことは、「敬語」と「総合問題」が解けるようになる・解くスピードが上がるところです
「日本語検定必修単語集 2級」が便利すぎる!
2025年3月に新たに発売された、
「日本語検定必修単語集 2級」が便利すぎました!

「日本語検定必修単語集 2級」には、これまで日本語検定2級で取り上げられた問題を中心に、これからも出題される見込みがある語彙が収録されています
例文と意味が一緒に収録されているので、非常に勉強しやすい1冊です
「日本語検定必修単語集 2級」を使って毎日少しずつ勉強したおかげで、過去問の正解率が確実に上がりました
本のサイズはB6判なので、軽くて持ち歩きやすいです
横になりながら勉強したり、電車の中で勉強するときにも活用しました
最終的に「日本語検定必修単語集 2級」を3周以上しました
(2周読んで覚える+1周書いて覚える)
日本語検定2級を受検した感想

日本語検定2級を受検する前に、日本語検定3級に挑戦していたので慣れのようなものがありました
会場は前回と違う場所に変更されましたが、検定の流れは知っていたので落ち着いた気持ちで受検することができました
まずは問題用紙に答えを記入してから、解答用紙に答えを書き写すようにしていました
合格の手応えがあったけど、結果はイマイチ?

受検を終えた直後は合格の手応えがありましたが、4日後に公式サイトに掲載された解答速報で自己採点してみると、想像していたよりも得点率が低かったです
85%くらいの得点率で合格できたと思っていましたが、自己採点の結果は「75.9%」でした
選択肢問題が多いこともあって、実際よりもできた気になってしまうのかなと思いました
解答用紙に間違えずに記入することを特に重視していたので、3回くらい問題用紙に記入した解答と解答用紙に記入した解答が間違っていないかを確認していました
高得点を取りたかった気持ちもありますが、ひとまず合格できたのでよかったです
令和7年度から解答速報で配点が初めて公開された!

令和7年度第1回⽇本語検定から、
「解答速報」で初めて配点が公開されました
今まで勝手に全部の問題が1問1点みたいな感じで同じ配点になってると思っていましたが、配点が違うということを初めて知りました
(今までは配点がどこにも書いてなかった)
2点問題がほとんどでしたが、1点問題が少しあったり、総合問題には4点問題がありました
日本語検定2級 令和7年度第1回
自己採点結果
- 問1(敬語) 6/6
- 問2(敬語) 8/8
- 問3(敬語) 4/8
- 問4(文法) 10/16
- 問5(敬語) 12/12
- 問6(文法) 6/10
- 問7(語彙) 8/8
- 問8(語彙) 10/12
- 問9(言葉の意味) 8/8
- 問10(言葉の意味) 4/8
- 問11(言葉の意味) 2/8
- 問12(表記) 17/18
- 問13(表記) 8/10
- 問14(漢字) 8/10
- 問15(漢字) 5/5
- 問16(漢字) 16/20
- 問17(総合問題) 4/12
- 問18(総合問題) 12/16
配点合計 148/195
総合得点率 75.9%
配点の違いがあることを知っていたら、4点問題にもっと時間をかけて確実に正解を導き出そうとしていたと思います
実際に正解できたかどうかは分かりませんが、ちょっとだけ悔しくなりました
「日本語検定必修単語集 2級」で覚えた言葉がそこそこ出てきたので、それで正解できた問題が何個かあったので、多めに活用しておいてよかったです
日本語検定の勉強をして良かったこと

日本語検定の勉強して良かったことはいろいろとあるので、パッと思いつくものを書いてみます
- 敬語について理解が深まった
- 知らなかった言葉を新しく知れた
- 誤用の多い日本語を正しく理解できた
- 問題を間違えることにより今まで間違えていたことに気づけた
日本語検定2級の勉強していて、特に衝撃を受けたのが「受検」という漢字です
検定を受けることを意味する「じゅけん」という漢字は、「受検」と書くということを初めて知りました
漢字検定準1級に合格しているのに、検定を受けることを「受験」と今まで間違えて書いていたのですごく恥ずかしくなりました
日本語検定の勉強したことによって、いろいろと間違いに気づくことができたのでよかったです
まとめと感想

日本語検定2級を初受検した感想や反省点を書きました
結果としては、日本語検定2級に合格することができましたが結構ギリギリでした
今までの日本語検定2級の合格率が「10%〜20%」と低めだったことにも納得しました
一発合格を目指して余裕を持って合格できるくらい勉強しておいて本当によかったです
日本語検定1級にも、いつかは挑戦してみたいと思っています!
日本語検定 公式サイト:https://www.nihongokentei.jp/
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