こんにちは! ダイヤ◆です
2025年11月に、色彩検定UC級を初受検してきました
結果は合格! UCアドバイザーなる資格証をいただきました
ということで、色弱(2型3色覚)の僕が色彩検定UC級を受験した感想や勉強方法について書いていこうと思います!
この記事の目次
色彩検定UC級を受検しようと思った理由
僕自身が色を識別するのが苦手な色覚特性(色弱)なので、自分のことについて少しでも知っておきたかったので、色彩検定UC級の勉強を始めました
「色覚の多様性」について正しく知り、誰にとっても見やすい色彩設計を、社会に生かすための学び。
それが、色彩検定の「UC(色のユニバーサルデザイン)級」です
検定内容
色が見えるしくみ
ユニバーサルデザイン
色覚の多様性
高齢者の見え方
色覚の多様性や高齢者に配慮した配色方法(配色の改善例)引用:色彩検定UC級とは
色彩検定UC級の勉強時間と勉強方法
色彩検定UC級の勉強を、約35時間やりました
公式テキストと過去問3冊、色彩検定公式チャンネルの動画を使って勉強しました
公式テキストを読むだけで合格を目指せる!
色彩検定UC級は、公式テキストを読むだけでも合格が可能です
公式テキストを5時間くらいかけて一通り読んだあとに過去問をやってみると、合格ラインの160点を超える点数が取れました
過去問に出てきた問題は、公式テキストに書かれている内容のものだけでした
試験に出てこないコラムや資料のページを除けば、わずか80ページの内容を覚えるだけで良いため、比較的合格しやすい検定だと感じました
色彩検定協会 公式チャンネルの動画で楽しく学べた!
色彩検定協会の公式YouTubeチャンネルに「教えて!色彩先生」という優良コンテンツがあります
乙女ゲーム風の世界観でイケボ講師が色彩検定の授業をしてくれます
豪華声優陣のイケボで学べる色彩検定の動画学習、正直めちゃめちゃ良きでした
声優さんが好きなので、動画学習したあともモチベーションが上がって勉強が捗りました!
過去問を繰り返し解いて点数アップ!
色彩検定には「成績優秀者表彰制度」があります
せっかく勉強するならと、満点合格を目指して公式過去問題集を3冊購入して勉強することにしました
過去問 正解率メモ
2022夏期 1回目 166/200
2022冬期 1回目 189/200
2023夏期 1回目 185/200
2023冬期 1回目 183/200
2024夏期 1回目 192/200
2024冬期 1回目 181/200
2022夏期 2回目 200/200
2022冬期 2回目 200/200
2023夏期 2回目 196/200
2023冬期 2回目 198/200
2024夏期 2回目 194/200
2024冬期 2回目 193/200
2024夏期 3回目 198/200
2024冬期 3回目 196/200
繰り返し問題を解いたことによって、解ける問題が増えていき少しずつ点数が上がっていきました
過去問を3冊もやると問題の出題傾向も分かってくるので、解くスピードも段々と早くなりました
公式テキストを読んだだけでは覚えきれなかった問題の、「トーンのイメージ」はひたすら書いて全て丸暗記しました
色の識別が苦手な僕にとっては、努力ではどうにもならない問題もあったため満点合格できるかどうかは本番の運次第だなと感じました
色彩検定UC級の勉強方法まとめ
- 色彩検定公式テキストUC級 4周
- 色彩検定過去問題集UC級 2024年度 3周
- 色彩検定過去問題集UC級 2023年度 2周
- 色彩検定過去問題集UC級 2022年度 2周
- 「教えて!色彩先生」動画学習
色彩検定UC級を受検した感想
色彩検定UC級の結果は、200点中193点でした
残念ながら満点合格はできませんでしたが、合格は合格です
マークシート方式に苦戦した
色彩検定では、選択肢問題はマークシートで解答しなければいけません
問題を全て解いてから、マークシートにまとめて記入するやり方をしました
問題を全て解くまでの時間は25分と早めにできましたが、
マークシートの記入と、記入ずれがないかの確認には25分もかかりました
マークシートの試験に不慣れなせいで、マークシートのズレが6箇所くらい連続であったため書き直す羽目になりました
万が一にも塗り残しで不正解にならないように、マークミスは入念に消しゴムで消しました
マークシートはぐるぐると丸に塗りつぶすイメージでしたが、色彩検定のマークシートは縦長の長方形を塗りつぶすマークシートでした
検定時間は60分しかないため、マークシートに苦戦した結果、見直しをする時間が10分だけしか取れませんでした
マークミスや時間がなくて不合格になる可能性が十分あったため、過去問を何度も解いて問題を解くスピードを上げておいて良かったなと思いました
色弱だと解けない問題がある
色の識別が苦手な僕にとっては、どうしても正解できるかが運になってしまう問題がありました
「色相が同じ色を選択肢の色から選ぶ問題」
「トーンが同じ色を選択肢の色から選ぶ問題」
この2つの問題がどうしようもなく苦手です
過去問をやったときにも、色を選択する問題は何度やっても間違えていました
選択肢の色次第では2択や3択に絞ることはできますが、絶対に正解できるという自信を持つことができません
試験の残り時間10分を全て使って満点を取ろうと奮闘しましたが、結局は不正解でした
「色相が同じ色を選ぶ問題」と「トーンが同じ色を選ぶ問題」の2問を間違えて、マイナス4点
2択で迷って最初の直感で解答しておき、後から検討しようと思っていた問題がありましたが、見直しする時間を取れずにそれも不正解でマイナス3点
満点を目指していたのに、200点満点中の193点と不甲斐ない結果になってしまいました
試験前日も試験当日も、公式テキストの「色相とトーン」のページを2時間くらいひたすら眺めて色を覚えようと努力しましたがダメダメでした
合格するだけなら余裕でしたが、色弱だと満点合格するのは厳しいです
まとめと感想
色彩検定UC級を受験した感想や、勉強方法について書きました
色彩検定UC級の勉強は、自分自身の色覚特性について詳しくなれたので非常にためになりました
色覚特性の遺伝の話や、色を感じる目の仕組みの話など、そういうことだったのか〜、と知ることでスッキリする部分がありました
色弱だから解けない問題もありましたが、色弱だからこそ経験や感覚で簡単に解ける問題も多くありました
満点合格ができなくて悔しい気持ちが残りますが、楽しく学ぶことができて問題なく合格もできたので良しとしましょう
この悔しさは別の検定で満点合格をすることで晴らします!
色彩検定UC級 公式サイト:https://www.aft.or.jp/uc/
色彩検定協会公式チャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCFP7EjkoMlLXI6aNRgG8nYQ


